税理士の伴 洋太郎(ばん ようたろう)@ban_tax240です。
当記事では、税理士業界(平均年齢60歳超)では若手(30歳代)に位置するワタクシが、業務で使用している道具をご紹介します。
今回紹介するのは ノートPC Microsoft Surface Laptop 2です。
使用している理由
どうせ使うならアガるものを
当事務所では、そのメリットを享受するため、PCはノート(ラップトップ)型を使用しています。
- コンパクトで場所を取らない
- 事務所での作業環境をそのまま持ち出せる
- 気分転換で作業場所を変えられる
- ガジェット所有欲を満たせる
所有欲を満たせるというのは、結構重要だと考えています。お気に入りの道具だとテンション上がりますもの。
それに肌身離さず持ち運べる分、デスクトップより愛着を強く感じる気がするんです。『愛車』も『愛機』も『愛馬』も、一緒に行動できるからこそ、そう呼ぶのでしょう。
当初はMacを使っていた
ちなみに。
税理士業務において、Windowsは絶対に欠かせません。業務アプリの多くがMacOS非対応であるためです。
- 弥生会計(会計)
- freee電子証明書連携アプリ(会計)
- JDL IBEXクラウド組曲Major(申告書作成)
- e-Taxソフト(電子申告)
- PCDesk(電子申告)
- freee電子申告アプリ(電子申告)
- Docuworks(文書管理)
独立開業後しばらくは MacBook Pro(2017)にParallels Desktopをインストールして使用していました。
Parallels Desktopは、MacOS上でWindowsを使えるようにするやつです。
そりゃあもう、所有欲は満たしてくれました。見た目がいいんですよ、Macは。中身(GUI)にしても外身(外観)にしても。
またiPhoneとiPadも持っているので、Airdropが便利でした。
結局Winにした
しばらくルンルンで使っていたのですが、次第に苦痛を感じるようになります。
Mac上でWindowsを起動すると、冷却ファンがうなりをあげるようになっちゃったんです.めっちゃ発熱するし、うるさいし。
それに2つのOSをインストールしている分、ストレージ容量も食うんです。
んで結局
と、本機に乗り換えた次第です。
特徴
以下、MacBookProとの比較を交えつつ、特徴を語ります。
手前側が薄いデザイン
本体の形状は、手前に向かって薄くなっています。
これが、結構いいんですよ。
- 段差が小さく、パームレストに手を置きやすい
- ノートPCスリーブに入れやすい
- 見た目がカッチョ良くて好き
MacBookProと比べると、その段差の違いがよくわかります。
数ミリのことではあるのですが、使い心地はかなり変わるんですよね~。
アルカンターラ大好き
パームレストに使われている、アルカンターラ(スエード調の人工皮革)素材。
Surfaceシリーズ唯一無二の特徴です。
「汚れが付着しやすくて嫌だ。」とか「アルカンターラ廃止したら買ってやるよ。」などと言われがちなこの特徴。僕はすごく気に入っています。愛しています。
- 見た目に可愛げがある
- 手触りが気持ちいい
- 本体の熱が手に伝わらない
一方MacBookProのパームレストはアルミ素材です。
排熱にも寄与していて、機能面では有利なのでしょう。反面、本体の熱がパームレストを通じて手に伝わりやすいのです。
使っていて気になる点の1つでした。
キーボードも好き
キーボードについても比較しました。
- 打鍵音
Sはポコッ Mはペチッ - キーストローク
Sのほうが深い(Mはかなり浅い) - キーピッチ
同じ(19mm)だけど、Sのほうがキーが小さい - カラー
Sは本体と同じカラー展開、Mは本体色にかかわらず黒 - 配列
当然、違います。
好みではありますが、Surfaceのほうが好きですね。特に色が。
タッチパッドはMacBookProに劣る
これはね、完敗。
タッチ(トラック)パッドはMacこそ至高。
- サイズ(小さい)
- 感度(わるい)
- 指の滑り具合(わるい)
- 押し込んだときの感触・音(硬い・うるさい)
特にサイズの差は歴然たるもの。
とはいえ、使っていてストレスが貯まるほどではありません。
普通に使えるんですが、Macが良すぎるんだなぁ。
事務作業向きディスプレイ
搭載されているディスプレイは13.5インチのみで、Macのようなサイズ展開はありません。
- アスペクト比が3:2(縦方向に長め)
- 2in1(タブレットモードになるやつ)でもないのにタッチ、手書き対応ディスプレイ
- 光沢(グレア)液晶で映り込みが激しい
事務作業やブラウジングに限れば、3:2のアスペクト比は使い勝手がいいです。
縦方向にスクロールする機会が多いですからね。
かたや動画の鑑賞には不向きと言えます。
タッチ、手書き対応なのも、事務処理向きといえます。
スクリーンショットにメモ書きしてメール送信したり、お客様に操作していただくときなどに使用しています。
ただし、画面を立てた状態でペンをあてなければなりません。とっても使いづらい。
また光沢液晶は映り込みが激しく、事務作業やブラウジングには不向きです。発色がいいので、コンテンツ鑑賞には向いているのでしょうが。
アスペクト比やタッチ対応で指摘した「事務処理向き」という利点を弱めちゃってますよねえ。もったいない。
一方のMacBookProはといえば、美麗さが売りのretinaディスプレイ搭載です。アスペクト比16:10、タッチ非対応、光沢あり(ただし低反射)で、鑑賞寄りのつくりであると言えます。
Office2016がバンドルされている
Office Home and Business 2016のプロダクトキーが付属しています。
普通に購入すると3万円くらいするものがついてくるのですから、結構おトク。ただし、インストールできるのは本機1台のみです。
Macには当然、Officeは付属していません。
そこで、サブスクリプション版のOffice365 Businessを契約していました。月額課金制が魅力だったのですが、オーバースペックといえる代物でした。
ということでOffice365は解約して、バンドルされたものを使っています。
Officeナシでいから3万円安くしてくれ、と思いましたけどね。否応なしについてきちゃいます。
まとめ
ノートPC Surface Laptop2についてお話しました。
ちょっと高め(消費税8%込み136,944円~)なのが難点です。
この記事を書いたひと
- BANZAI税理士事務所 代表税理士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1982年6月21日生まれ。個人事業主、フリーランス、小規模法人の税務が得意で、一般の方向けにやさしい解説記事を書けるのが強み。詳しいプロフィールはこちら。
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