freee"マジカチ"meetup!@名古屋#6のレポート

税理士の伴 洋太郎(ばん ようたろう) @ban_tax240です。

さる2020年6月4日に、わたしがリーダーをつとめるクラウド会計freeeのユーザーコミュニティ、freee"マジカチ"meetup!名古屋の第6回が催されました

▼”マジカチ”meetup!についてのご案内はこちら▼

はじめての完全オンライン開催でしたが、全国から52名もの方にご参加いただき、大変盛りあがりました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

当記事では、その様子をご紹介します。

LT1:税理士法人アリーズ 代表社員 税理士 原口直樹さん「開業後、freeeを使ってみて」

1人目のLT(ライトニング・トーク)は、税理士の原口さん(@haraguchin0923)にご登壇いただきました。

NTTデータご出身でIT系資格を多くお持ちの税理士でいらっしゃいます。

開業当初からfreeeを利用している原口さんが、1年間freeeを使ってみて感じたことなどをお話しくださいました。

会計ソフトを選ぶにあたって

他社製品との細かな機能比較や料金プランの比較はしなかった。

とおっしゃる原口さんは、次のような理由でfreeeを選ばれたのだとか。

原口さんがfreeeを選んだ理由
  • 新規顧客が既に利用していることが多かった。
    IT関係の個人事業主が中心
  • ブランドイメージが良かった
    「スモールビジネスを世界の主役に」というミッション
  • freeeのAPI※に興味があった
    ※freeeの機能を外部のプログラムから利用するための仕組み
  • MFクラウドを勧めてくる税理士が多かった。
    少し反発したかった

そして現在、お客様のうち15件でfreeeを利用しているとのことです(うち記帳代行が2件)。

そんな原口さんですが、freee導入後、独自の仕組を理解するまでに時間がかかったとおっしゃいます。

freeeの独自仕様
  • 「取引」という概念
    決済・未決済というステータス管理をするために必要な仕様です
  • 「口座」という概念
    自動取得・自動仕訳を円滑化するために必要な仕様です
  • 「タグ」という概念
    会計データの多角的な分析のために必要な仕様です

これらfreee特有の概念について理解が浅かった当初は、それぞれ次のような問題が起きたんだとか。

問題点
  • 「取引」について
    お客様が売掛金や買掛金の消込をしておらず二重仕訳になっていた、「取引」と「口座振替」を誤ってしまっていた等
  • 「口座」について
    明細取得期限がある口座について明細の取り込みが不足してしまった、定期的にお客様に口座の同期をして頂く必要があることをしらなかった等
  • 「タグ」について
    タグと備考の違いを理解しておらず、使い分けができていなかった
freeeあるあるとして、誰もが通る道ですねコレは・・・。

また併せて、freeeの良いと感じたこと、また苦労した点についても率直に感想をおっしゃっていただきました。

良いところ
  • クラウド上でのデータ共有
  • 銀行、クレジットカードの連携が便利
  • 勘定科目の推測と自動登録機能
  • 修正箇所の通知機能
苦労した点
  • 電話サポートが予約制
  • 代理申告は申告freeeの契約が別途必須
  • 会計freeeには予定納税額の自動計算機能が無い
  • 帳票出力に若干のタイムラグがある

こうした経験を経て

(名古屋ではfreee税理士が少ないので)個性が出てわかりやすい差別化ができている

と感じるようになった原口さん。今後も事務所の強みとしてfreeeを活用してかれるそうです。

愛知は認定アドバイザーが少ないそうなので、事務所の特徴として活かしていきたいですね!


ご登壇くださり、ありがとうございました!

LT2:株式会社cloverS代表 久堀駿介さん「記帳代行でもちょっと役立ちそうなkintoneの活用」

2人目のLT(ライトニング・トーク)は、株式会社cloverS代表の久堀さん(@cloverS59383324)にご登壇いただきました。

企業の業務効率化やクラウドシステム導入、業務代行を得意としておられます。

freeeの利用時に役立つ周辺アプリとして、ノンコーディングで業務アプリを作成できるサイボウズ社のkintoneについてお話しいただきました。


日頃、クライアント企業の経理代行(記帳代行)を行っている久堀さん。

freeeと顧客との間を埋めるプラットフォームとして、kintoneを活用しているのだそうです。

記帳代行といえば、つぎのような課題を抱えがちですね。

記帳代行あるある
  • 期日どおり書類が揃わない
  • データが散在(紙、PDF、Excel等)
  • 不足資料が後から発覚する
  • わからないことが度々発生
会場からも「あるある」の声が漏れていました(チャットで)

こうした課題を解決するためにkintone上で行っている顧客とのコミュニケーションや資料の授受、各種記録をご紹介いただきました。

kintoneの記帳代行での活用例
  • ゲストスペースの活用
  • 資料回収BOXとしての活用
  • 記録簿としての活用
  • Excel管理からの脱却としての活用

こうして業務の効率化を実現している久堀さんは、今後も記帳代行に効果的なアプリの開発・APIの活用を積極的に行っていかれるとのことです

その成果をぜひ!ぜひともマジカチ名古屋でご披露いただきたい!

ご登壇くださり、ありがとうございました!

LT3:税理士法人つばめ 代表 公認会計士 河村浩靖さん「freeeに特化してAPIをアシスタントにする働き方」

3人目のLT(ライトニング・トーク)は、公認会計士の河村さん(@kawamura_cpa)にご登壇いただきました。

freeeの達人(自称)でいらっしゃいます!

freeeに特化した税理士法人を設立するため、freeeのロゴである「つばめ」を法人名にしてしまったという河村さん。

じつは、人に任せることが苦手なのだそう。

かといって引退まで独りで頑張るのは寂しい、人を雇って任せるのはやっぱり苦手、ということで

APIをアシスタントにしよう!

と思い立ち、freeeと連携して作業を自動化できるアプリを開発してしまったとのこと。

それが今回ご紹介いただいた「Nport」と「kansapo」です。

河村さんはこれらのアプリに「チェック作業」と「加工作業」を任せることで、自身が「判断&付加価値」に集中できる環境を実現したとのことです。

チェック作業
  • 科目やタグのチェック
  • 整合性のチェック
  • 内部統制のチェック
加工作業
  • 按分計算
  • NPO用財務諸表への組み換え
  • 分析と予実管理

freeeユーザーがfreeeを活用するために開発したアプリだけあって、参加した方々からは多くの興味関心が寄せられていました。

ぼくもスッゴイ気になっています・・・。

ご登壇くださり、ありがとうございました!

▼ご本人がスライドを公開なさっています。

まとめ

第6回freee"マジカチ"meetup!@名古屋の模様をお伝えいたしました。

第7回は2020年8月6日【木】に行われる予定です。

イベント詳細が決まり次第、マジカチ名古屋のFacebookグループにて告知いたします。

参加をご検討いただける方、ご興味を持っていただけた方は、ぜひfreee "マジ価値" meetup! @名古屋のFacebookグループに参加申請なさって下さい。

参加要件は以下のとおりです。(当てはまらない場合、参加をお断りする可能性がございます。)

Facebookグループの参加要件(次のいずれか)
  • 会計freeeもしくは人事労務freeeを認定アドバイザーとしてご利用中の方、又は今後認定アドバイザーとして会計freeeもしくは人事労務freeeを利用したいとお考えの方
  • 会計事務所にお勤めの方、社労士事務所にお勤めの方、監査法人にお勤めの方で独立検討中の方、経理代行業者など会計に関連する事業に従事している方

たくさんのご参加を、お待ち申しております!

この記事を書いたひと

伴 洋太郎(ばん ようたろう)
伴 洋太郎(ばん ようたろう)税理士
BANZAI税理士事務所 代表税理士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1982年6月21日生まれ。個人事業主、フリーランス、小規模法人の税務が得意で、一般の方向けにやさしい解説記事を書けるのが強み。詳しいプロフィールはこちら。
pagetop
MENU CLOSE
https://ban-tax.com