郷土かるたってご存知ですか?
郷土の代表的な自然、歴史、産業、文化を詠んだかるたのことです。
群馬の上毛かるたが有名ですね。
そんな郷土かるた、なんとわが町西尾市にもあるのですよ。
その内容がいろいろぶっ飛んでて笑えるので記事にしました。
これが「西尾かるた」だっ!
小学生の姪っ子が持っていたものを要らないというので譲ってもらいました。
『海、山、まち、歴史と文化、そして人』まるっとみどころ、ですか。
なるほど、なるほど。
50音にするほどの見どころがあるのか?との懐疑的な想いは胸にしまって、箱を開けます。
名物編
西尾の抹茶
はい出たー。抹茶。
西尾市における抹茶(正確には、抹茶の原料である「てん茶」)の生産量は日本全国の生産量の約2割を占めており、全国有数の生産地なのです。
夏も近づく八十八夜になると、地元の中学生が授業の一環で茶摘みの強制労働に駆り出されるを楽しむが姿が西尾の風物詩となっております。
西尾といえば抹茶。抹茶といえば西尾。全国的にもそういう認識なのです!
え?宇治??
なんですかそれは?そんなもの知りませんわたしは。
抹茶といえば西尾なんです誰がなんと言おうと。
おかしなことを言わないでください。
一色うなぎ
まーコレも当然でしょう。
今やブランド品としての地位を確立した西尾市一色町の一色うなぎ。西尾市一色町での養殖生産量は日本全体の2割を占め、市町村単位では断トツの全国1位なんです。
市内の小中学校では近年、給食に一色うなぎのひつまぶしが出るようになったのだとか。いいなあ。
ところで、抹茶のときは日本一で、うなぎのときはニッポンイチなのは、何か意図があるのだろうか。
文化編
てんてこ祭り
”赤装束の厄男がこしに大根を結び、小気味よい太鼓のお囃子に合わせて腰を振りながら練り歩く”
そんな祭りがあったとしたら、へんてことしか形容できないことでしょう。
企画会議で真っ先に埋まった枠が「へ」であろうことに、疑いの余地はありません。
前方の男性、腰の入り方が尋常ではありません。
この日の祭りに全力を捧げていることが伺えます。まさにプロフェッショナル。
平原の滝
那智の滝をご存知でしょうか?
和歌山にある日本三名瀑の1つです。
水量、高さとも日本一なうえに、なんともフォトジェニックなその滝。
僕も見に行ったことがあるのですが、いや惚れ惚れしましたね。
滝といったらこのスケールのデカさが魅力でしょ!!
みじかっ!ほそっ!
「み」は「みじかほそい」の「み」ではないのか。
僕が平原の滝を初めて見たのは、小学校低学年のときでした。
幼い僕はその後数年に渡って、「滝とはなんたるか」という大きな疑問を抱えて生きていくこととなります。
人編
「ぬ」のひと
さて、ここでクイズです。
「ぬ」ではじまるこの人物は誰でしょうか?
そうだね、ぬらりひょんだね。
ええと、ヌーボーってなんすか?チョコとモナカのお菓子??
これは西尾駅近くの商店街に何体かある人形ですね。商店街の店主をモチーフとしているそうです。
まーちゃ
西尾市にはとっても素晴らしいゆるキャラがいるんです。
名前はまーちゃといいます。
”素晴らしい 西尾のガイド まーちゃくん”
くん!?
お前さん、男の子だったんか…市民の僕でもまったく知らんかったぞ。乙女みたいなまつ毛して頬染めやがって。
ところで、デザインした方は頭の先から描きはじめて首のあたりで精根尽き果ててしまったのでしょうか?
胴体のざっくりっぷりがユルくてすてきです。
まとめ
まるっとみどころ西尾かるたをご紹介しました。
市外のかたにとっては”何のこっちゃ”でしょうが、市民の僕はめちゃめちゃ楽しめて、ますます西尾が好きになりました。
さんざんイジっておいてこんな事いうのもなんですが、いいとこですよ西尾は。有名観光地ほどのヒキは無いんですけどもね、住みよいまちであります。
この記事を書いたひと
- BANZAI税理士事務所 代表税理士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1982年6月21日生まれ。個人事業主、フリーランス、小規模法人の税務が得意で、一般の方向けにやさしい解説記事を書けるのが強み。詳しいプロフィールはこちら。
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